【地元の卵を使ってマヨネーズを作ってみよう】
日時 2007年8月26日(日) 10:00~16:00
参加者 大人 15名
子供 17名
場所 耳納ねっと! 再生工房
15名程度で留めておこうと思ったけれど、結局2倍に膨れ上がりました。
当日のフォトアルバム
■最初に浮羽町の山の中で平飼いで鶏卵を生産しているゆむたファームの
高木さんの講義です。写真を使って説明してもらいました。
*600羽ほどの小規模養鶏で、鶏は広くて明るい鶏舎の中で育っている。
*卵の黄身は着色(パプリカ・赤色?号)していないので、色は薄く感じるが、それが卵の自然の姿。
*業務用に販売されている加工卵は、ソーセージのようなチューブに入っているものもある。(詳しくは 西日本新聞 食卓の向こう側 No.2参照)
*鶏は木の上で寝るので、鶏舎には止まり木がある。鶏舎は3匹の番犬が
見張っているので、鶏が野生動物に喰われたことはない。
*ログハウスの作業場は、自分で丸太を加工して『100万円の家作り』を参考に建てた。(なんだ、同じ本を読んでいるぞ。)
普段は耳納の里と吉井町・浮羽町には個配しているそうです。
『隣りの田主丸は?』 『遠いので配達しません。』 不思議な人です。
今日のために無理して70個の卵を用意してもらいました。どうもありがとう。
このあとは仕事のため、講義のあとは仕事に戻りました。
■いよいよマヨネーズつくり。その前に泡立て器は竹を使って自分達で作りました。調理の指導は私のカミさんです。
材料 卵(卵黄)
ごま油(においの少ないもの)
酢
塩
同じ材料を使っても、色や硬さがそれぞれ違うんですね~。子供たちもがんばって黄身と油を混ぜていました。
出来たマヨネーズは、市販のものと味比べをしました。
キュー○ともう一社のメーカーのものを用意しましたが、やはり『自分の作ったものが美味しい』に圧倒的に手が挙がりました。
『市販のものは味が濃過ぎる。』だそうだ。
キュウリ・ニンジンとジャガイモ・かぼちゃ(ふかしたもの)をサラダにして、出来たマヨネーズをつけて食べました。
不思議なことに、ニンジンが子供たちに『甘い』と好評。
地元の野菜はおいしいよね。
■おいしい卵かけご飯
この機会に卵のことをいろいろ調べたので、私が5分ほど講義。-内容は割愛-
『卵かけご飯』を指導してくれたのは、パソコン屋さんのテッシーです。
卵に醤油をかけるのではなく、先にご飯に醤油で味付けするんです。
そのあとで溶き卵をご飯にかけるのですが、卵の味が際立ちます。
さらに、地元の醤油屋さん若竹醤油の工場長が来て、3種類の醤油を用意してくれていたので(しかも寄付)醤油のレクチャーもしてもらいました。
地元のおいしい卵と醤油でおかわり続出でした。
■夏場の体調を整える食事のレクチャー
お昼ご飯でおなかがいっぱいになって・・・
参加者の中で、太宰府で整骨院を営む法福さんが資料を持参してくれていたので、オトナだけ集めて講義を開きました。(この間、子供たちは同時に行われていた「読み聞かせ」に夢中。)体調に合わせた食材・飲み物の選び方に、呼吸法の指導もしてもらいました。薬剤で対症療法ではなくて、根本の食や気の調整で体を整えるのは大事なことですね。
「基本的には食べ物を厳しく選別する必要はないと思います。『コレは悪い食べ物だ。』と思った瞬間に、体に悪い食べ物に変わります。」←この考え方、大事ですよね。
■卵白は?
捨てるのはもったいないので、我が家の庭で取れたきず(みかん)入りシャーベットを作りました。卵白は泡立ててまぜるので、ふんわりしたシャーベットになりました。コレもまた好評。
■生ゴミは?
ほとんどが卵の殻だったのですが、我が家でやってるダンボールコンポストに全部入れて、遠くから来てレクチャーもしてくれた法福さんにプレゼント。あとはおうちに持って帰ってやってもらうことにしました。
いや~、素晴らしい。こんなに内容・講師陣が充実しているなんて。
■残った・・・
やはり、マヨネーズは残ってしまったので、処分(衛生上の問題で)するか?と思っていたら、参加者の近藤さんがパンを作って持ってきてくれていたので、残った野菜とマヨネーズでサンドイッチを作って・・・・あらら。全部食べてしまいました。
おまけに手づくりのおやつもいろいろ持ってきてくれていたのでした。ありがとう!
今日の感想をご覧ください。
■後日談
マヨネーズを事前に練習しました。(しかも直前の1週間)最初に使った油がオリーブオイルで、見た目はちゃんと出来たのですが、なんだか生臭くて苦い。(器も竹の筒で作ったのも原因か?)
ちゃんとした油で作ろう。ということで、私が調達してきたのが「においの少ない」ごま油。薬品抽出じゃなくて、圧搾の質のいいモノ。
「何でサラダオイルじゃないの?」
「サラダオイルは大手メーカーのしかなかったんだ。ニオイが少ないみたいだし。」
「こんなんで、出来るのかね?」
・・・できたよ。
残った卵白はどうするか? カルメ焼をつくろう。ということで練習したけど、何だか失敗ばかり。あと2日しかないよ。
それで、直前の土曜日にシャーベットが出来上がったのでした。
一緒に練習したなりちゃんご苦労さんでした。
さて、今度はどんなテーマでやりましょう?
2007年8月26日日曜日
コトバだけじゃ伝わらない 食育・地産地消その1
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